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土方歳三17歳、奉公先で女性問題

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若い頃からイケメンだった土方歳三

土方歳三は、残る写真が示すとおり、とにかくイケメン、美男でした。
新選組時代は、冷徹とも言えるようなクールなキャラだったようですが、江戸で過ごしていた頃の歳三は、とても愛嬌のある性格で、女性からも良くモテたそうです。

そのせいでしょうか。

17歳の時、奉公先の年上の女中を妊娠させる、という問題を起こしました。

女性問題から見る、
土方歳三の問題解決能力

17歳で付き合っていた年上美女を妊娠させた歳三。

相手の女性に結婚を迫られ、本人もその気になりかけますが、家族の大反対に遭い、結局別れています。

この時、歳三は、周囲の大人が
「相手のところへ乗り込んで談判してやる」
というのを押さえ、自分で問題にケリを付けたそうです。

相手の女性からも、女性の家族からも、きっと詰られたり、責められたり、泣かれたりしたことでしょう。
しかし、歳三は逃げも隠れもしませんでした。

「お金を渡して、相手の女性やその家族を納得させ、きっぱりと手を切る」

ある意味、汚れ仕事とも言えるそんな事後処理を、自力でやってのけたのです。
若干17歳にして、これは大したものです。
(相手に支払うお金を用立ててくれたのは家族でしたが)

もし歳三が怖気づいて相手の女性から逃げ回り、歳三の家族が出張ってこの問題の解決にあたったら、相手の女性の傷はもっと深いものになっていたかもしれません。

状況を冷静に見極めて決断し、実行する能力が、このころからすでに備わっていたのでしょうか。

ちなみに、歳三は京都で君菊という女性にも子を産ませています。
生まれたのは女の子だったそうですが、残念ながら、生まれて間もなくで亡くなっています。

ですので、もしこの女性が無事歳三の子供を産み、育てていたのだとしたら、その子が唯一の土方歳三の直系の子ということになりますね。

今もどこかで、人知れず歳三の血が、受け継がれているのかも…。

うーん…、気になりますね。

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